■イベントの告知方法~パブリシティイベント■
イベントの内容を決めるとき、ひとつの方法として「パブリシティ・イベント」を検討されることをお薦めします。
告知方法としてすぐ思いつくのは、新聞折込、駅貼り、店内告知、等でしょう。予算を掛けるなら、テレビ、ラジオ、雑誌媒体もあります。
パブリシティとは、これらの宣伝手法と異なり、『ニュースとして価値のあるものを、媒体サイドの取材により、無料で(!)』
記事(映像、他)として媒体に載せてくれるものです。
パブリシティとして取り上げられるメリットは、数多くありますが、
1.自社で行うものより、はるかに多くの人の目に触れる
2.広告ではないので、信頼性が生まれ、イメージアップが図れる
3.広告ではないが、広告的価値は計り知れないものがある
【広告的価値は、その媒体の広告料『○段広告いくら』とか『何秒スポットいくら』の合算により、換算できます。】
ではどのようなイベントが、パブリシティとして取り上げられやすいか、というと、
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○公共性・・・たとえば交通安全や、募金活動をイベントとして実施
○季節性・・・季節の歳時記に合致したイベント。たとえば7月20日の「海の日」に『ちびっ子が地引網にチャレンジ!』
○チャリティ・・・収益の一部をチャリティとして寄付するイベント
○斬新さ・・・誰もが、あっと驚くユニークなイベント
○日本一、世界一・・・「ギネスに挑戦!」といったもの
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そこで、これら条件に合致するイベントを実施し、目的のための集客をはかる訳ですが・・・
ただ、媒体の性格上、パブリシティは『後パブ』になるケースが多いため、イベント初日の、直接の動員にはつながりにくいと云えます。
【『後パブ』・・・当日取材に来て、たとえば新聞だと当日の夕刊、TVだと夕方のニュースで流れます。】
その日の動員に繋がらなくても、イメージアップ効果により、2日目からの集客が大いに期待できます。
もうひとつ留意しなければならないことは、必ずしも好意的に書かれるとは限らないことです。
主導権はプレス側にあるため、たとえばイベントで、警備をしっかりやっていなかったために事故が起きると、そちらを大きく取り上げられます。
しかし、もともとイベント実施に際しては、あらゆる事故に対する対策は事前に取っておくべきものなので、特にこの点を問題にする必要はないと考えます。
さて、あとはマスコミ各社にプレスリリースを送り、取材に来てくれるのを待つだけなのですが、このあたりを代行してくれる会社もあります。インターネット上で『プレスリリース』で検索すれば、いくつかヒットします。
当サイトの趣旨としとしては、自分のお店(会社)に合った媒体を「自分」で選んで、「自分」でプレスリリースを書き、送付することを推奨します。
プレスリリースの書き方は、次回詳しく掲載します。