時々エサを食べに来ていた「そとネコ」みけが、急遽うちで出産することになった。
おなかが大きくなっているのは気づいていた。
「どこで産むつもりなのかねー」と気楽に妻と話していた矢先、ベランダの隅に置いていたダンボールの箱の中でみけの出産が始まった。
1匹、2匹、3匹と産み、一旦休憩ののち、4匹、5匹、6匹と続いた。
「どうしたものかー」
そのうち雨が降り始め、仔猫たちが濡れているのに気付いた。
「家に入れてやるしかないな」ということになり、2階の1部屋を母ネコと仔猫たちに明け渡した。
それから怒涛の2カ月が過ぎて、仔猫たちは2匹づつ3軒のうちにもらわれていきました。めでたし、めでたし。。。
すべての面倒をみた妻にとっては、いとおしく想い出深い2カ月だったようです。