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(株)ジーツーゲイトは「共感を呼ぶイベント」を提案します

運営マニュアルを書こう「実施概要」はこう書く!

■イベントを成功させるため■

 ●「実施概要」は、表紙の次のページに置きます。(ぶ厚いマニュアルだと「目次」が次にくることもありますが)
「実施概要」は“イベントを成功させ るためのバックボーン”となります。

「実施概要」は、“決定事項をスタッフ全員の共通認識とするため”、または、最終確認のための“既成事実作り”のために、確定していないことでも、空欄を設けず、あえて明記することがあります。

 
●実施概要ページの項目は次の通りです。

・イベントタイトル
・主催(後援、協賛、協力、等)
・期日/時間
・会場
・目的
・実施内容/時間
・予算
・その他
 

 これらを解っている範囲で埋めていきましょう。決まっていないところも、ちょっと頭をひねって「作文」しておきます。あまり形式にこだわらず、「概要」として必要なものは、全部書き込むつもりで。ただし、複数ページにならないよう、1ページの中に納めましょう。

●〔イベントタイトル〕は、表紙に書いたものと同じ。ただ、カッコいいサブタイトルを付けることにより、スタッフにやる気が増します。マニュアルを書くのはディレクターである「あなた」です。「第1稿」は、あなたの独断で「未定部分」をドンドン埋めていきましょう。

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 第1回目の全体打合せの席で、会議が始まる前に、まず全員の席に「運営マニュアル・第1稿」を配っておきましょう。
  席に着いた参加者は、まず「実施概要」から目を通し始めます。
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●全体打合せの席で、問題にならなかったことは、すべて「決定事項」です。あなたが書き込んだことは、高い確率で「既成事実」となっていくでしょう。あなたのイベントに対する想い入れは、実現されていきます。
 

■主催・後援・協賛・協力■

▼〔主催〕は「スポンサー名」が普通です。

▼〔後援〕は、お役所や、上部組織、マスコミ等が入ります。ほとんどの場合、「名義貸し」のみです。相手によっては「後援名義申請」が必要となります。

 マスコミの場合は、番組でイベント(売り出し)を告知してくれることがあり、「動員」というメリットが期待できます。ただし、対価を要求されることがほとんどです。

▼〔協賛〕は、普通「物品提供」をしてくれる企業名が入ります。お祭りなどで、「樽酒」を無料提供してくれた酒造メーカーや、抽選会の「末等」の景品(サンプル品)を提供してくれたメーカー名もここに入れます。

▼〔協力〕は〔協賛〕より一段階下がるものです。大幅な値引きを受けて物品を仕入れた場合や、ちょっとした技術協力を受けた場合など、ここに名前を入れます。

■期日/時間・会場・目的■

 ●〔期日/時間〕、〔会場〕は、決まっていることをそのまま書き入れます。

●セール(イベント)の〔目的〕は、既に「あなた」の中で決まっています。それを明記しましょう。例えば...
 1.現在のお客様・ファンを、第一に大切にしよう。
 2.新しいお客様・ファンを20%は獲得しよう。
 3.スポンサー企業のイメージアップをはかろう。

■実施内容/時間・予算■

 ●〔実施内容/時間〕を、表にして簡単にまとめておきます。詳しいものは、後の『タイムスケジュール』のページに書きます。

●〔予算〕を明確にするため、『実施概要』のページに入れておきます。

   ◇    ◇    ◇ 

 準備期間中、数回行われる全体打合せの席では、必ず「運営マニュアル」を使って説明しましょう。

 参加者から出た意見で承認されたものは、 次回の会議までに必ずマニュアルに反映させておきましょう。

 会議は、「マニュアル説明」に始まり、マニュアルに基づく「討議」、そして説明
 終了で「散会」となるのが理想です

 

event-go.hatenablog.com

 

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【参考】運営マニュアル/実施概要