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運営マニュアルを書こう「その他のページ」をまとめて解説

■必要に応じてページを追加■

 『運営マニュアル』に差し込む「その他のページ」は、云わばスタッフにとっての『備忘録』的なもので、個々の現場で、必要に応じて追加されます。
 

①「実施コンセプト・目的・目標/ストーリー」

●「キーワード」や「テーマ」、「ブースコンセプト」や「全体構成」がどうなっているか、等をこのページに書きます。実際スタッフやってても、“こうしたもの”はなかなか見えないものです!
 

②「運営スタッフリスト」

●以前この項で解説した「運営組織図」には、すべてのスタッフ名を書く必要はありませんでした。こちらの「運営スタッフリスト」には、「業務内容」別に、仕事に係わるスタッフの「会社名」「氏名」を“エライ順”にすべて書き出します。「ナレーター」や「コンパニオン」の名前も、ここに入れます。

 

③「スタッフ配置」

●上記の「運営スタッフリスト」に併記できれば、必要ありません。スタッフの数が多い場合や、ダブルシフトで「ナレーター」や「コンパニオン」を使う場合、1ブースの「担当ディレクター名」や、1ブース内のポジションの数、「ナレーター・コンパニオン」の1ポジション内の人数など、細かく記入する場合、ここに書き込みます。

 

④「受付業務マニュアル」・「場内整理マニュアル」

●必要に応じて、かなり細かく書く必要があります。通常スタッフは、外部の「寄せ集め」なので、『そんなこと、常識でわかるでしょ!』ということは云えないものです。
 

⑤「ナレーター・コンパニオン勤務要綱」

●≪全体≫各自「スポンサー名」を背負ったスタッフであることを自覚し、挨拶の励行、絶やさぬ笑顔、正しい姿勢、元気良く、誠意を持って、細やかな心配り、チームワークを大切に、基本事項を常に意識して、勤務しましょう!

●その他、≪出勤・集合≫、≪着替え・メイク≫、≪昼食・休憩≫等、かなり“小姑っぽい”諸注意を、私はかつて書きました。
 

⑥「備品リスト」

●『運営マニュアル』に絶対必要なページです。大きなイベントであればあるほど、その数は増えます。東京ビッグサイトで私が携わった展示会では、その数なんと108つ。除夜の鐘ほどありました。使用場所ごとに「品目」と「数量」「手配先」を書き入れます。
 

⑦「緊急連絡表」

●主要スタッフの携帯電話番号や、イベント実施場所近隣の救急病院の電話番号や、住所を書き入れます。

 

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【参考】備品リスト